2008/09/05

マイクロドライプリンタ御用達(?) 印刷ユーティリティ

マイクロドライプリンタには、他に類をみない「ページ合成」という大変に有効な機能があります。しかし、この機能は、一連のプリンタによる印刷動作の中で、「プリント動作が一担停止し、再度ユーザーに手動によるプリント操作を要求する」という手間のかかる機能でもあります(マイクロドライプリンタユーザには今更の説明ですが ^^;)。ましてや、ページ合成を2、3度使い、且つ50枚印刷などという印刷枚数が多い場面(どんな場面なんだ(笑))では、とてもやってられない。

・・・この一連の操作を一発でやってしまいたい・・・

というわけで、この目的に適う印刷ユーティリティとしては、
 「DirctPrn」   「PrnOut
というフリーウエア(Windows用)があります(Windows2000/XPで動作確認済み)。
これらは、prnファイルを直接プリンタに送って、アプリケーション無しで印刷するというものです(詳しくは付属のドキュメントファイルや関連Webを参照)。prnファイルとは、出力ポートを「FILE:」にしてプリントすると出力されるファイルのことです。デフォルトでは拡張子は付かないが、判別のために拡張子を「prn」(PSファイルのときは「ps」)とすることが多い(?)

マイクロドライプリンタにおいては、例えば、仮にページ合成を1度だけ使って印刷物を作成するとして、そのためのプリント動作が次のように2段階を経るとします。

 プリント動作A(「ページ合成」使用)
 プリント動作B
(動作Aが終了した後に一端プリンタが停止する。次に、ユーザーが再度アプリケーションを操作して次の動作Bが再開する、ということです。)

そこで、まず、それぞれのプリント操作時にプリンタドライバ内で出力ポートを「FILE:」にして、ファイルとして出力します。その時に、それぞれの出力ファイルに拡張子prnを付けて適当に名前を付けます。

 プリント動作 A --> PrintA.prn
 プリント動作 B --> PrintB.prn

次に、これら2つのprnファイルを上記のユーティリティ(DirctPrnやPrnOut)に操作順に読み込ませてプログラムを実行します。すると、PrintA.prnの出力に続いて(一瞬?の一端停止があった後)PrintB.prnが出力されます。

一般に、「ページ合成」機能の使用回数が多い場合は、それに応じたprnファイルを追加してやればよいことになります。

他にも、prnファイルを直接プリンタに出力するWindows用ユーティリティには、次のようなものがあります(使用の可否は不明)。
PRNPrint」(日本語 フリーウエア)
Batch & Print Pro 3」(英語 シェアウエア free traial版あり)

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